不動産仲介の売却の流れ

売却の相談
不動産を売却しようと決めたら、まずは不動産仲介会社に相談します。
相談する仲介会社が決まっていれば直接相談に、決まっていなければインターネットなどで情報を集めてから不動産仲介会社を決めましょう。
基本的には、電話やメールではなく、直接話すことをおすすめします。不動産という大きな資産を取扱うので、少しでも相性が良く、信頼できる会社に任せたいと思います。
インターネットで無料の価格査定(数社で)を受け、売却不動産の相場をある程度把握しておくのもいいでしょう。また、事前に少輔不動産の物件概要書・登記事項証明書(もしくは固定資産税納付通知書)・間取り図および敷地測量図を用意しておくと、スムーズに話が進むでしょう。
媒介契約
不動産売却をお願いする会社が決まったら、売り主と不動産仲介会社との間で媒介契約を結びます。媒介契約は、不動産の売却が成立した際の不動産会社に支払う報酬額やどのようにして売却を行っていくのかなどの不動産売却に関する双方の約束ごとです。
契約の際には、把握しているだけの不動産の問題点(建物設備の故障や周りの騒音など)を告知書(報告書)としてまとめておきます。媒介契約には3種類あり、特徴があるので合ったものを選びます。
【一般媒介契約】

一般媒介契約の場合複数の不動産会社と同時に契約することができます。また、自身で買主を探すことも出来(手数料はかかります。)、指定流通機構(レインズ)の登録と業務状況の報告義務も任意となります。比較的自由度の高い売却活動を行うことが出来る契約になります。複数社との契約なので、不動産会社同士を競わせることでより高い売却金額を期待できます。

【専任媒介契約】

専任媒介契約は、不動産会社1社のみとの契約になります。媒介契約から7日以内に指定流通機構(レインズ)への登録・2週間に1回の業務状況の報告義務があり、契約期間は3カ月以内となります。自分で買主を探すことは可能です。 1社に絞ることで、会社は懸命に購入希望者を探してくれるとされていますが、悪質な不動産会社によっては、契約の性質上、他の同業者に成約を取られることがないために「売り止め」や「囲い込み」というもので、より多くの利益を取ろうとしてくることがあります。 しっかりと自分の目で見て優良な不動産会社を見極めることが重要です。

【専属専任媒介契約】

専属専任媒介契約は、売り主と不動産会社で契約を交わした後、他の会社には依頼できず、個人で購入希望者を見つけることも出来ません。完全に不動産会社の決めた相手としか取引ができない契約です。不動産会社が成約を確実に取りに行けるように出来ています。 5日以内に指定流通機構(レインズ)に登録し、1週間に1回業務状況の報告義務があります。不動産会社に完全にお任せしたい場合には、おすすめの契約方法です。

不動産売却活動
媒介契約を結んだら、購入希望者を探していきます。基本的には、不動産仲介会社が主導で売却活動は進行していきます。不動産会社によって手法は様ですが、主にチラシなどの広告やインターネット上での募集などで購入希望者を探します。あらかじめ、相場や市場調査によって不動産の売却価格をあるていど定めて置いて、買主への営業を行います。 建物の場合、内覧を行うことでより売却効果を高めます。
売買契約の締結
購入希望者が見つかったら、買主側の住宅ローン審査、物件の最終調査等を行い、問題がなければ売買契約に移ります。 売買契約は売り主・買主・それぞれの仲介会社の4者が集まり、支払い方法や手付金などの話し合いをし、双方合意の上で契約を結びます。 署名捺印を別日に行う「持ち回り契約」もあるので、必ずその日に締結するわけではありません。売買契約時には、実印や認印・身分証明書・登記済権利証・印鑑証明書・収入印紙等の書類が必要になるので、事前に確認し、準備しておきましょう。
物件の引き渡しと決済
売買契約上で決めた日時に沿って、決済と引き渡しが行われます。ここでも買主と売主、双方の不動産仲介会社が集まり、決済の確認と現地に赴いての引き渡しが行われます。 金融機関への一括返済費用や不動産会社への仲介手数料・司法書士への登記費用など同日に大きなお金が動くため、混乱してしまいそうにもなりますが、落ち着いて順番に片づけていきましょう。基本的には、不動産仲介会社が流れを教えてくれ、付き添ってくれるので安心してください。
確定申告
不動産の引き渡しと決済が済んだからと言ってまだ終わりではありません。 不動産売却によって得た利益にかかる税金を納付するために2月から3月中に確定申告を行いましょう。確定申告を行うことで、税金の減額が出来る特例制度を受けることが出来るため、必ず確定申告を行いましょう。 住民票や・源泉徴収票・登記事項証明書などの書類が必要になるので、お近くの市区町村役場で確認しておきましょう。不動産会社に相談すれば、流れを教えてくれます。 ここまで行って、不動産売却は終了となります。 不動産の取引は基本的に3カ月程度で完結するため、目まぐるしく日々が過ぎていくことでしょう。少しでも納得のいく売却金額にするためにも不動産会社との信頼関係は重要になってきます。

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