不動産買取の売却の流れ

買取を選んだ人の中には、早く現金化したいという人もいます。
そのため、スムーズに契約を進め、売却完了に至ることが出来るように、準備が必要な書類について調べておきましょう。必要書類に関しては、不動産会社に直接確認するのがベストです。分かりやすく、教えてくれるので確認して揃えておきましょう。

不動産を売却する際には、必ず不動産の価値を査定します。不動産会社に査定をお願いして、買取金額を確認しましょう。ある程度不動産相場を把握しておくことも大切です。
査定には、訪問査定や簡易査定といった種類があります。簡易査定はインターネットで物件情報を記入して簡易的に査定額を出してもらう方法で、訪問査定は、実際に不動産会社が物件を確認して、査定金額を出します。簡易査定よりも正確な金額になることがほとんどなので、出来るだけ訪問査定をしましょう。

査定金額に納得したら、契約の前段階である条件の確認を行います。
条件とは、物件引き渡しや入金日といったスケジュール確認、最初に行った必要書類の確認、家の家財道具の処分、その他物件に関する細かい条件や手付金等の取り決めを行います。
後々のトラブルを引き起こさないためにも、分からないことや不安なことはここでしっかりと解消しておきましょう。

条件の確認が済んだ後は、いよいよ売買契約に移ります。
契約書の内容や契約約款を読み上げて、確認してからサインと押印をして契約の締結となります。同時に手付金の受け取りがあります。手付金の相場は売買価格の5％∼10％程度になります。

あらかじめ決めていたスケジュール通りに、不動産会社が支払い残金の決済をし、売却側が物件の引き渡しを行えば買取の手続きは終了となります。

不動産買取は終了しましたが、忘れてはいけないのが確定申告です。不動産を売却して発生した利益は、確定申告を行う義務があります。売却した翌年の2∼3月の間に確定申告をしましょう。